東武鉄道の2021年度設備投資計画で気になる点(3)前編

2021年4月30日、東武鉄道が2021年度設備投資計画を発表しました。例年どおりです。

先日までに東武鉄道の2021年度設備投資計画を要約した記事および気になる点(1)、(2)を執筆しました。

だいぶ関連記事が増えましたね。前編と中編は現在までの状況を並べた記事であり、後編は今後の展望を予想する記事です。

この記事では発表された設備投資計画の中で気になる点を取り上げて、今後の展望を予想します。

はじめに申し上げますが、当ブログに掲載する今後の展望は東武鉄道が公式に発表したものではございません。

東武鉄道に問い合わせるといったことはおやめください。

では今回は気になる点3つのうちの最後3つ目、鉄道乗車ポイントの導入について今後の展望を書きます。

首都圏大手鉄道会社の状況

鉄道乗車ポイントは簡単に言うと、

鉄道に乗ると貯まるポイント

です。すなわちJR東日本でいえば御徒町から上野と短い区間のみ乗ったとしてもポイントが付きます。

ただしポイント付与には条件があります。なお鉄道乗車ポイントを導入している首都圏大手鉄道会社は現在3社しかありません。

JR東日本

JR東日本区間を利用して貯まるのは

JRE POINT

です。

貯めるにはSuicaの登録が必要です。

JRE POINTは、Suicaの種類によってポイント付与率は異なり

Suica種類 ポイント付与
モバイルSuica 50円ごとに1ポイント
カードタイプのSuica 200円ごとに1ポイント

貯まります。

※先ほど例に挙げたように御徒町から上野に乗る場合、運賃が200円を超えませんが、それでもカードタイプのSuicaに1ポイントは貯まるようになっています。

いいですね~

鉄道乗車によってポイントを貯められるのは次の場合です。

  • 登録したSuicaでJR東日本区間に乗車する
  • 登録したSuicaでSuicaグリーン券を買う
  • 登録したモバイルSuicaでモバイルSuica定期券を購入する

50円に1ポイントはかなり利率がいいので、今後登録される方はぜひモバイルSuicaをおすすめします!!

登録したSuicaでNewDaysやKIOSKを利用しても貯まりますから、登録しておくに越したことはありませんよ!

なおSuica以外のカード(PASMOやICOCAなど)はJRE POINTに登録できません。ご注意ください。

詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

鉄道利用で貯まるポイントサービスのご案内

東京メトロ

東京メトロ区間を利用して貯まるのは

メトポ

です。

貯めるにはPASMOの登録が必要です。

メトポは、利用曜日や時間帯によってポイント付与が異なります。

登録したPASMOで東京メトロ区間を利用すると

利用曜日 ポイント付与
平日10:30~16:30に改札を出場 1日あたり5ポイント(デイタイムポイント)
休日 1日あたり7ポイント(ホリデーポイント)

貯まります。

また1か月に10回乗車するごとに10ポイントのボーナスポイントが付与されます。これはどの時間帯の乗車でも適用されるはずです。

通勤ラッシュ前または後の乗車でポイントが付与される場合があるオフピークプロジェクトもあります。

東京メトロの異なる区間にたくさん乗車される方はこちらのサービスに登録されることをおすすめします。

このポイント制度は2021/7/1に改正されたばかりであり

今後は休日メトロ放題(詳しくは外部サイト参照)やその他また新たなオフピークプロジェクトの実施もあるかもしれません。

東京メトロを少しでも利用する方は登録したほうが得です!

ポイント付与条件はカードタイプのPASMOでもモバイルPASMOでも変わりませんよ!

なおSuicaをはじめ他の種類のICカードは登録できません。ご注意ください。

また区別しづらい名前ですが、東京メトロには「メトポ」とは別にクレジットカード「To Me CARD」を申し込むと「メトロポイント」が貯まるサービスがあります。

このサービスを受けるには所定の申込が必要です。

詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

メトポ

混雑を避けながら、東京メトロ線でのお出かけがお得になるメトロポイントクラブの新たな取組みがスタートします!

メトロポイントPlusとは?

都営

都営区間を利用して貯まるのは

ToKoPo

です。

貯めるにはPASMOの登録が必要です。

ToKoPoは、利用曜日よってポイント付与が異なります。

登録したPASMOで都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー区間を利用すると

利用曜日 ポイント付与
全日(1乗車につき) 2ポイント
土日休日ボーナスポイント(1日につき) 2ポイント
乗り継ぎボーナスポイント(1日につき) 2ポイント

貯まります。

都電荒川線(東京さくらトラム)は1乗車につき1ポイント付与されます。

乗り継ぎボーナスポイントは都営交通4事業(都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー、都電荒川線、都営バス)のうち、1日の間に2事業以上乗ると付与されます。

たとえば1日の間に日暮里・舎人ライナーと都電荒川線に乗れば乗り継ぎボーナスポイント2ポイント付与されます。

1乗車につき2ポイント貯まるのはいいですね。

東京の地下鉄を利用するなら、東京メトロから都営に乗り継ぐといったことも頻繁にありますからメトポと同じPASMOをToKoPoにも登録しておきましょう!

詳しくは以下の公式サイトをご覧ください。

ToKoPo 都営交通のポイントサービス

その他の首都圏大手鉄道会社

東急

東急は2013/2/1から「乗ってタッチTOKYUポイント」サービスを提供していました。

このサービスを受けるには。東急カードまたは東急株式会社の発行カードにPASMOを登録、紐づける必要がありました。

登録したPASMOで東急線を利用し、渋谷や二子玉川、武蔵小杉など東急の商業施設がある駅に下車し、専用の端末にタッチすると10ポイントもらえるサービスです。

10ポイントももらえるのはなかなか魅力的ですね。

しかし新型コロナウイルスの影響でしょうか、詳細は不明ですが2020/3/31にサービスを終了してしまいました。

乗ってタッチTOKYUポイントサービス終了のお知らせ

大手私鉄

東急は「TOKYU POINT」、小田急は「小田急ポイント」、京王は「京王PAS×PASポイント」、西武は「SEIBU PRINCE CLUB」、東武は「TOBU POINT(トブポ)」、京成は「京成グループポイント」、京急は「京急プレミアポイント」が貯まるようになっているようです。

上記のサービス名称が公式のものと異なる可能性があることはご了承ください。

上記のサービスほぼすべてに共通するのは

  • 各鉄道会社路線の売店を利用する
  • 各鉄道会社のクレジットカードをPASMOと紐づけてオートチャージサービスを利用する
  • 各鉄道会社のクレジットカードで定期券を購入する

とポイントが付くということです。

東急、小田急、京王、西武、京急には現金カードが存在するので、各社のクレジットカードの登録なしでポイントを貯められます。ただし現金カードを取得しなければいけません。

京成は京成のクレジットカード「京成カード」の登録が必要です。

東武も2020/10/30までは「東武グループポイント」であり、東武のクレジットカード「東武カード」が必要でした。

しかし2020/11/1よりアプリを提示し現金決済または登録したPASMO決済でも貯められる「TOBU POINT」という新しいサービスに変わりました。

現金カードもいらないという点に着目すれば、現在は首都圏大手私鉄の中で最も優位なポイントサービスです。

現状の要約

各社が独自のポイントサービスを展開していますが、

現在、鉄道利用に対するポイントサービスは、

どの首都圏大手私鉄会社でも各社が発行するクレジットカード利用なしでは受けられません。

JR東日本や東京メトロ、都営が実施しているような、

ICカード利用による鉄道利用単独でポイントが付与されるサービスも実施されていません。

運賃または1回の乗車に対してポイントが付与されるサービスは2021/6/13現在首都圏大手私鉄会社にはないのです。

JRE POINTやメトポのような鉄道乗車ポイントサービスが東武に導入されるのか!?

とのことで、私てがきろうが個人的に注目している次第でございます。

長くなったので続きは後編です。

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