先日まで南栗橋工場に入場していた東武30000系31610F+31410Fが2021年5月16日に復帰しました!
正確には5月14日に復帰したのですが、当日朝に車両故障を起こしてしまったようで、早々に退散してしまいました。
しかし1日置いて5月16日に再復帰しました。
今回は川越工場閉鎖後、31604F+31404Fに続いて2本目の30000系入場であったため、注目度は低めでした。
YouTubeやTwitterに載っている情報も31604F+31404Fに比べて少ないです。
そこで私てがきろうも31610F+31410Fに乗車しましたので、復帰までの流れとともにその批評をします。
南栗橋工場出場
南栗橋工場出場は2021年5月11日です。
運用復帰
運用復帰は2021年5月14日です。この日に乗車したかったのですが、どうやら当日7時23分ごろに鶴瀬駅で車両交換となってしまったようです(Twitter情報)。
そのため31610F+31410Fはこの日早々に引き上げてしまいました。
その後1日置いて5月16日に再復帰しました。
5月16日は1日中運用に入っていたので、私も時間を見計らって乗ることができました。
なお乗った際は利用客が多く映像を撮りづらい状況であったため、下記の11秒の動画を除きございません。
ただ車両の状態の記憶は残っているので、それについてこれより少々書きます。
外観
車体、屋根、パンタグラフ、床下機器どれも新品のようにきれいです。
車体の汚れは解消され、屋根はグレーに塗られ、パンタグラフの汚れも取られ、床下機器もグレーに塗装されていました。
また34410号車の顔部分の黄ばみが激しかったのですが、これも今回の検査により解消されました。
過去に31614F+31414Fの31614号車の黄ばみも激しかったですね。
黄ばみ解消直前はところどころ塗装がはがれており、かなりみすぼらしい見た目でした。
東武東上線本日の故障車31614F#東武東上線 pic.twitter.com/3cePSW4Aza
— いとかい (@ITOKAI0813) July 18, 2018
先頭車が黄ばんでいる31614Fも過去のものに。 pic.twitter.com/dPqnMhhZnh
— 1レ特急 (@tojo51071) October 7, 2018
それにしてもこの時期の30000系は汚れがすさまじい。
とにかく31610F+31410Fの外観に関しては、今のところ気になる点はございません。
きれいな状態を保ってほしいものです。
内装
内装についてですね。リニューアルとかでなければ正直内装がきれいになるイメージはあまりありません。
今回検査を通った31610F+31410Fは今までの30000系と同様に座席モケットが交換?され、通常座席の青色がまた濃くなりました。
優先席を見逃したのですが、おそらく交換されているはずです。
30000系の優先席の色は淡いため汚れがちですが、汚れが解消されるのはいいことです。
それ以外は特に目立って変わった点はありませんでした。
私が乗ったのは35610号車(6号車)だったのですが、3番ドア上のLED表示器が早速故障していました。
いや君検査出場したばっかりだよね~~
内装関連は検査ではあまり見られないんですかね~~
この点は残念でした。
具体的には行先表示部(3分割の左から2番目)のLED表示器の下1段が半分以上点灯しないため、川越市行の電車だったのですが、「越」の文字の「走」部分のはらいがない状態でした。
それから駅に停車するとなぜか行先表示が消える現象も起きていました。
厳しい! しっかり動くように直してほしいです。
ドア
今回の検査出場で最も注目されているのはドアです。
30000系は川越工場を出場するとドアが乱暴になることでよく知られていました。
川越工場で検査履歴のある31604F+31404Fは特にドアがけっこう乱暴な編成でした。
しかし南栗橋工場検査出場後はなんと通常の30000系のドアに戻っていました。
いや~驚きましたよ。
一時期これは駆け込み乗車対策とか言われていましたが、これは違いますね。
どういうことだよと。
川越工場だとなぜドアが乱暴になるのかはなはだ疑問でした。
そして今回31610F+31410Fも南栗橋工場で検査を受け、復帰後乗ったところ確かに通常の30000系のドアに戻っていました。
よかったです。やっぱり通常のドアで穏やかに開閉する30000系がいいですよ!
30000系はもともと伊勢崎線の車両ですから、川越工場がドアを検査する設備を持っていなかったのかなぁとしか考えられません。
↑たった11秒の動画ですが、私が撮った31610F+31410Fのドア開閉速度変更動画
その他
35610号車(6号車)に乗って発車してすぐに気づいてしまいました。
ガタガタガタガタ
31610F+31410Fの35610号車(6号車)、もうすでにタイヤフラットを起こしています。7号車寄り。
まだ検査出場したばっかりだよね~~
いや~残念です。フラット音は快い音ではありませんからね。
それにしても東武の車両はタイヤフラットが多いですね。
急停車が多すぎるのでしょうか。
最近は50000系列もなかなかの具合でタイヤフラットを起こしていますから、解消してほしいものです。
総括
今回の31610F+31410Fが検査出場したことにより、通常ドアの編成が2/14から3/14となりました。
この後に入場したのが9103Fでしたので、全編成が通常ドアに戻るのはまだ先になりそうです。
全編成が早めに通常ドアに戻ってほしいなぁと思っています。
ただそのころにはなにか配属車両に動きがありそうですね。