【良い点の紹介】東武東上線の輸送力はすばらしい!!

ここ数日は東武東上線に関するネガティブな(負の)の記事ばかり書いていたので、今回は東上線のよい点を書く記事を書くことにします。

東上線の輸送力

東武東上線の輸送力は

すばらしいです!

こちらのカオストレインさんのTwitterをご覧ください。

こちらは現在の東上線の平日日中時間帯の1時間当たりの運行本数と停車駅を図にしたものです。

東上線小川町以南に注目していただくとわかるのですが、小川町までの33駅中、26駅で毎時8本以上が確保されています。残り7駅のうち、4駅で毎時6本以上が確保されています。

このことから日中でも十分に本数が確保されているのがわかります。そして1番の注目点、それは小川町以南では

全列車

10両編成

で運行されているところです。つまりほとんどの駅から

毎時80両

の輸送力が確保されているのです。この点は本当にすばらしい!

区間ごとの最低運行本数、最低運行両数を表にすると次のようになります。

山手線や上野東京ライン、湘南新宿ライン等に乗っている方は10両は短い!とか

京浜東北線や埼京線、中央線、総武線等に普段乗っている方はそんなの当たり前だろ~とか

と思ってしまうかもしれません。

しかし私鉄路線で10両はそんなに当たり前ではないのです。

実際、私鉄路線の起点駅からの全列車が10両で運転されるのは東武東上線のほかに東急田園都市線しかありません!

他の路線は、特に各駅停車中心に8両で運行されていたりだとか、そもそも8両編成すら走っていなかったりすることもざらにあります。

ではここで他路線との比較をしてみましょう。今回は山手線に接している私鉄路線を対象にします(スカイツリーラインを含む)。山手線接続駅から運転系統が完全に分断されている区間は比較対象外です。

幸運なことに、カオストレインさんがTwitterに日中パターン運行図を載せてくださったので、データ整理が非常にやりやすかったです。ありがとうございます!

比較要素は駅ごとの発着本数です。たいていの駅は上下で同じ本数が発着しますが、行先駅、たとえば川越市では上下で本数が14本、8本と異なっています。この場合は多いほうの本数をとることとします。また有料特急は本数に含めません

ではまず東上線の駅と運行本数、運行両数の表を以下に示します。

駅数 運行本数 運行両数
池袋、成増 2 16 160
和光市~川越市の急行停車駅 6 14 140
北池袋~下赤塚、朝霞~新河岸の準急以下、若葉~森林公園の快速停車駅 18 8 80
霞ケ関~高坂の急行以下停車駅 4 6 60
つきのわ~小川町 3 3 30
平均 合計33 8.88 88.8

駅ごとの平均運行本数は8.88本、平均運行両数88.8両となりました。これが多いのか少ないのかはこの後の比較でわかるでしょう。

他路線との比較

東武スカイツリーライン

同じ会社の東武スカイツリーラインは毎時6本またはそれ以上が日中の運転本数です。優等列車である急行は10両編成で運転されますが、普通は浅草から北千住は6両、北千住から東武動物公園は7両の運転です。

スカイツリーラインの駅ごとの平均運行本数と平均運行両数を表にすると次のようになります。

駅数 運行本数 運行両数
北千住~東武動物公園の急行停車駅 8 12 102
曳舟 1 12 96
小菅~姫宮の普通停車駅 14 6 42
浅草~牛田の普通停車駅 6 6 36
平均 合計29 7.86 59.2

結果、駅ごとの平均運行本数は7.86本、平均運行両数59.2両となりました。

東上線の平均運行本数は8.88本、平均運行両数88.8両と比べると本数に関しては約1本差ですが、両数でみると30両近く少なくなっています。輸送量は東上線のほうが大きいです! 朝ラッシュ時にスカイツリーラインは潜在力を発揮しますが…

西武池袋線

続いては東武東上線のライバル路線、西武池袋線との比較です。日中時間帯の西武池袋線は、優等列車と有楽町線直通の各停は10両、それ以外の各停は8両で運転しています。

早速池袋線の駅ごとの平均運行本数と平均運行両数を表にすると次のようになります。

駅数 運行本数 運行両数
練馬 1 21 190
石神井公園 1 20 188
池袋 1 14 124
ひばりが丘、所沢 2 13 124
大泉学園~保谷 2 12 110
小手指 1 10 98
中村橋~練馬高野台 3 10 88
西所沢 1 8 78
東久留米~秋津 3 8 74
椎名町~桜台 4 8 64
入間市、飯能 2 7 68
狭山ヶ丘~元加治の急行以下停車駅 5 6 60
平均 合計26 9.73 89.4

結果、駅ごとの平均運行本数は9.73本、平均運行両数89.4両となりました。

東上線の平均運行本数は8.88本、平均運行両数88.8両であるので、西武池袋線のほうがともに上回っています。東上線の負けです。

練馬駅や石神井公園の毎時運行本数20本超えが圧倒的ですね。こんな駅は東上線には存在しません。それから飯能まで最低毎時6本を確保しています。これが東上線の敗北原因でしょう。

山手線に接する私鉄路線の平均運行本数順位

前2つ以外の路線の駅ごとの平均運行本数と平均運行両数を一覧に並べます。東武スカイツリーラインを含みます。同様に駅ごとの運行本数、運行両数を示したほうがいいのかもしれませんが、内容があまりにも膨大なため省略することにしました。平均運行本数が1位の順から並べています。

路線 合計駅数 平均運行本数 順位  平均運行両数 順位 
東急東横線

(渋谷~横浜)

21 12.76  1 105.4  2
東急田園都市線(2021春ダ改前)

(渋谷~中央林間)

27 11.26  2 110.6  1
京王井の頭線

(渋谷~吉祥寺)

17 10.82 3 54.1 11
東急田園都市線(2021春ダ改後)

(渋谷~中央林間)

27 10.22 (3) 99.2 (2)
東急目黒線

(目黒~日吉)

13 10.15 4 60.9 8
東急池上線(2021春ダ改前)

(五反田~蒲田)

15 10  5 30 13
京王線

(新宿・新線新宿~京王八王子)

34 9.97  6 95.5 3
西武池袋線

(池袋~飯能)

26 9.73 7 89.4 4
京急本線

(品川~浦賀)

49 9.55 8 56.6 10
小田急小田原線

(新宿~小田原)(新松田~小田原間の各停は除外)

43 9 9 83.7 6
東武東上線

(池袋~小川町)

33 8.88 10 88.8 5
東急池上線(2021春ダ改後)

(五反田~蒲田)

15 8 (10) 24 (13)
東武スカイツリーライン

(浅草~東武動物公園)

29 7.86 11 59.2 9
西武新宿線

(西武新宿~本川越)

29 7.24 12 65.0 7
京成線

(京成上野~成田空港)

42 6.75 13 45.4 12

()内はダイヤ改正後の順位

京王線は新宿始発各停6本のうち4本を8両編成、都営新宿線からの9本のうち1本を8両編成として計算。

小田原線は新宿始発各駅停車6本のうち4本を8両編成として計算。

京急本線は品川発普通9本のうち、3本の京急蒲田行はすべて4両編成、残り6本のうち2本は4両編成として計算。

結果、毎時平均運行本数は東武東上線は

10位!

と他路線よりも相対的に本数が少ない結果となりました。本数が多いというのは個人的な思い込みだったようで、意外だな~という結果です。ある程度考えればわかるだろ~う!とつっこみを入れられそうです。

それよりも

東急さん本数多いな~~

運行本数も多いうえに、運行両数も多いのが東急東横線と田園都市線でした。全列車10両の東上線でも東急二大路線には太刀打ちできず…

東急線は起点を出るとほとんどの列車が終点まで運転するんですよね。遠近分離ではないこの運行形態が本数、両数増加につながったようです。

また京王線もほとんど10両で運行されている上に、多くの列車が終点の京王八王子や高尾山口へ、都営新宿線からの直通列車もすべて調布の先に直通します。そのため本数も両数もそれなりに大きな数の結果となったと推測します。

一方で東上線の毎時平均運行両数は、先ほど挙げた3路線と西武池袋線に次ぐ

5位!

でした。本数の割にはかなり多い両数です。

それもそのはずです。今回挙げた私鉄路線の中で、起点から終点まで直通列車含め全列車10両であるのは

東上線だけ!

すばらしいことです。

ただし小川町~寄居を含めると平均運行本数は7.82本、平均運行両数は76.3とかなり低くなります。その区間は本数が毎時2本で編成両数も4両しかないからです。この点はしょうがないです。

今回は前述のとおり、完全に運転系統が分断されている区間は対象外としたので、この数値を用いませんでした。

いや~でも順位低いな~と思った方々!! がっかりしないでください。

最後に利用できる列車1本あたりの編成両数ランキングを載せますので、見てください!

列車1本あたりの平均編成両数

結果は次のとおりです。

順位 路線 平均両数
 1 東武東上線

(池袋~小川町)

10
 2 東急田園都市線(2021春ダ改前)

(渋谷~中央林間)

9.82
 (2) 東急田園都市線(2021春ダ改後)

(渋谷~中央林間)

9.71
 3 京王線

(新宿・新線新宿~京王八王子)

9.58
 4 小田急小田原線

(新宿~小田原)(新松田~小田原間の各停は除外)

9.30
 5 西武池袋線

(池袋~飯能)

9.19
 6 西武新宿線

(西武新宿~本川越)

8.97
 7 東急東横線

(渋谷~横浜)

8.26
 8 東武スカイツリーライン

(浅草~東武動物公園)

7.53
 9 京成線

(京成上野~成田空港)

6.73
 10 東急目黒線

(目黒~日吉)

6
 11 京急本線

(品川~浦賀)

5.92
 12 京王井の頭線

(渋谷~吉祥寺)

5
13 東急池上線

(五反田~蒲田)

3

田園都市線は7両の大井町線直通列車が1本増えるため、ダイヤ改正後1本あたりの平均編成両数が微減します。

列車1本あたりの編成両数だと東上線は

1位です!

なんか満点を取った気分ですね~。こういうことで1位になれるのはうれしいです!

ちなみに小川町~寄居を含めた場合の平均両数は9.76! なので2021年春のダイヤ改正後であれば路線全体の条件であっても1位を維持することができます!!

いいですね~。

ただ最近は京王線の都営新宿線直通列車の10両の割合が増えたり、小田急線が各停10両化による輸送力強化等をやっているのでもしかしたら抜かれるかもしれません。

それでも東上線の列車1本あたりの輸送力の強さが強固であることに変わりありません。

小川町以南全列車10両は非常に利用客にもわかりやすい!

他の要素も改善されるといいな~

東上線をよくしていきたい!

 

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