最近手で文字を書く機会はありますか? 2015年の書かれたこちらの記事
によると、なんと日常的に手書き文字を書かない16歳以上の方が3割近くいたらしいんですね~。思ったより多いなぁという印象です。



手書き文字がなくならない理由
ガラケー世代の方にとっては手書き文字のほうが手軽
最近はスマートフォンがかなり普及してきて、街中でガラケーを見かけることは少なくなりました。ガラケーは「テンキー入力」で文章を打っていましたね。何行の何の母音を入力するのかに応じてポチポチと入力するものでした。テンキー入力は当時小学生のときだった私でも(自分の携帯電話ではない)できるくらい簡単で特に苦労なく入力方法を覚えられました。しかし例えば「おと」と入力したいとき、一般的なテンキー入力だと「1あ」のボタンを5回、「4た」のボタンを5回押さなければならず、けっこう面倒なものでもありました。
一方の手書き文字は媒体に直接文字を書きだすことができるので、字の形さえわかっていれば簡単に文章を書きだせますね。ですから少なくともガラケーを主に使っている方、スマホでもフリック入力、QWERTY入力を使っていない方にとっては書きのほうが手軽であると考えているはずです。
スマホやPCのメモはまだ自由度が少ない
現在のスマホやパソコンにはだいたいメモアプリもしくはメモ帳プログラムがインストールされています。そういったアプリを使うときはたいていスマホやパソコンのキーボードを使って文字を入力していきます。簡単なメモならスマホのフリック入力とかのが楽なので、そちらを使いますが、色分けが必要になったり、文字の装飾をしたくなったり、さらには図を書き足したくなったりするとスマホやパソコンなどでは手間なんですね。Microsoft社のOneNoteとか他のノートアプリ(Evernote?)とか使えば図等も加えられますが、そこに文字を書き足していくとなるとテキストボックスを用意して… とかなって非常に面倒です。
ここで結局登場するのが手書き文字(図とかも)なんですね~。一応先ほど挙げたアプリは一応手で書ける機能も存在しているはずです。
証明等のサインにはまだ手書き文字が使われている
最近では生体認証(指紋認証や顔認証)がブームですね。その他の認証もたいていパスワードです。しかしまだ契約書の証明等のサインには手書き文字が使われていますね。銀行等の署名は紙から電子ペーパー上に変わったりはしましたが、手書き文字は存続中です。契約書を必要としない本人確認には将来パスワードすらあまり使われなくなって生体認証が一般的になっていくのでしょうけれども、契約書を必要とする本人確認または証明には引き続き手書き文字が使われていくでしょう。これもなくならない原因の一つです。
手書き文字や図がまた注目されている
最近のAppleが出しているタブレット「iPad」はみな「Apple Pencil」という手書きに対応しています。iPadが出た当初はペンシルを使うような操作は否定されていました(Appleの創始者スティーブジョブズが否定した)が、ここに来て再び注目を集めています。私も大学でノートをとることは頻繁にありますが、パソコンではなくルーズリーフ上にしています。なぜなら先ほどの理由のとおり自由度が高いからです。
そしてここ最近は手書きできることが再び重要視されています。実際今発売しているApple社製のiPadはすべてApple Pencilというペンのようなものを使って書くことに対応しています! 今までルーズリーフ上でしてきたことが今度はiPad上でできるようになるわけです!! すばらしいですね! 実はiPad Air 2を所有しているのですが、それは残念ながらApple Pencilに対応していません。それもあって今すぐにiPadがほしいわけです。話がそれましたが、今後こういった紙ではない最新デバイス上でも手書き文字が活躍するということです。もうまもなく年度もかわるので導入してみるのもいいかもしれません。
まとめ
以上のことから手書き文字はなくならないどころか、ますます重要で今後も活用していく存在になるといえるでしょう。しかし書く機会が減っていくといざ書くとなったときにうまく書けなくなるものです。自分が思っている以上にうまく書けなくなります。
また文字をきれいに、せめて読めるように書かなければならない機会も出てくるかと思います。そういったときに
を活用していただけたら幸いです!
最後までお読みくださりありがとうございました。