こんにちは~、てがきろうです。先日大学の講義を受けていて非常に興味深いことがあったのでそれを共有しようかと思いブログに書きました。
大学の座学の講義には主に3種類
- 黒板(ホワイトボード)
- パワポ(PowerPointとかKeynoteとかのスライド形式)
- パワポまたはPDF等の資料+Apple PencilやSurface Penが利用できるタブレット
があります。今回はそれぞれの形式のメリットデメリットを比較してみたいと思います。
黒板
1つ目は黒板です。板書形式の講義は特に大学では王道ですね。少なくとも1講義は何かしら板書の講義があるはずです。おそらく現在までに大学生になっている方々は黒板形式が最もなじみがあるでしょう。
メリット
- ノートをとりやすい
- 修正しやすい
- 特に黒板に関しては目に優しい
- その場で書くので比較的ノート取りや講義そのものについていきやすい
デメリット
- 先生や教授の字や図のきれいさに左右される。見にくい先生は本当に見えない
- 動きのある図を出すのは厳しい
- 先生や教授は黒板の粉で手を汚してしまう、また掃除も面倒
- 書くのが速すぎるとノート取りで精一杯になり、講義内容の理解が遅れる
パワポ
おそらく10~15年前くらいからパワポを使った講義の形式が普及しだしたのでしょう。最近では板書よりこちらのパワポ形式のが主流になってきていますね。
メリット
- 先生や教授の字や図のきれいさに左右されない
- 動きのある図を出せる
- 授業資料を配布してくれればメモを取る必要がない。また穴埋め形式でも穴を埋めれば済む
- 先生や教授は1度資料を作れば使いまわせる
デメリット
- パワポを見栄えは制作者に左右される。ゆえにパワポにも見やすさ見にくさはある
- 間違っている箇所がある場合、口頭か板書で報告しなければいけない
- 一度作ると使いまわせるため、いつまでたっても間違い箇所が修正されていなかったり、情報が古い場合がある
- 特に配布資料がない場合、スライドは早く進んでしまうため、メモを取るのは非常に厳しい
パワポまたはPDF等の資料+Apple PencilやSurface等のペン
おそらくこれはここ2~3年で始まった講義形式でしょう。iPad Proの登場で急に普及しています。けっこうiPad持っている先生や教授は多いです。
メリット
- これまでに制作したパワポの資料の上にペンシルを使って書き込める、補足できる
- 資料に補足した内容を表示したり非表示にしたりできる
- チョークの粉等で手が汚れない
デメリット
- タブレットに書く字や図は板書のものより乱れやすいため見えにくい場合がある
- 黒板やノートに比べて書ける領域が狭いため、頻繁な画面切り替えは必須。メモが追い付かないことがある
- Apple Pencilの電池が切れると書けないため、講義がたびたび止まる
結局何がベスト?
実はこの記事を書くきっかけとなったのは、先日あったとある講義での話です。先生が「どの形式が一番いいですか?」と質問したところ
黒板>Apple Pencil>パワポ
の順に手が上がっていました。私も黒板に手を上げました。黒板形式が一番講義メモを取りやすかったからです。実際その講義は式の導出の仕方を説明する授業でした。そのため黒板が人気だったのかもしれません。講義内容が違ったらまたアンケート結果は変わっていたかもしれませんね。
それから私は現在大学生なのですが、現在いる大学生の大半は義務教育中電子黒板とかとは無縁だったはずです。こういった要素も黒板が人気になる理由かもしれません。
10年後、電子黒板やタブレットがあることが当たり前な世代に同じアンケートをしたらおもしろそうですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。