今回の記事ではカタカナ「ア」~「カ」行の美しい書き方を紹介します!
カタカナは漢字の簡単バージョンのように見えますが、漢字に比べて画数が少なくバランスがとりづらくなっています。画数が少ない分、線一本一本が非常に重要になっていきます。
ではさっそく「ア」から紹介していきます!
ア
- 図のように上半分にひらがなの「つ」の曲がり部分を角張らせたような形をかきます。折り曲げのあとのはらいは図のように適度に曲げましょう。はらいがちょうど中心線上に来るようにします
- 上の線とはらいの部分の間、真ん中ぐらいから細長いカタカナの「ノ」をかくようにはらって完成!
1画でつなげて書かないようにしましょう! 数字の「3」にみえたりすることもあります
イ

- カタカナの「ノ」をイメージして上3分の2ぐらいの位置に入るようにかきます。「ノ」の途中がマスの中心部を通るようにしましょう
- 中心部から垂直に線を下ろして完成!

「イ」はそんなに難しくないね~
ウ
- 図のように短い縦線を中央にかきます
- 1画目の縦線の終点と同じ高さの位置から図のように短い縦線をかきます。この縦線は図のように少し外側に反れてもいいでしょう
- 2画目の始点またはそのわずかに下から1画目の終点を通るように右上がりの線をかきます。右側まで線を引いたら、またカタカナの「ノ」をかくように中央下部に向かってはらって完成!
図にはないですが、最後のはらいが左右に行き過ぎるとバランスが悪くなり転んでみえたりします
エ

- 図のように上半分の上過ぎない位置にやや短めの右上がりの横線をかきます。1番左の図のように1画目は少したわむようにして書いたほうがいいです(図中央の1画目の線が逆たわみになっているのはあまりよくない例です)
- 1画目のマス中心位置から垂直線を引きます
- 2画目の終点より少し低い位置の左から2画目の終点を通るように線をかき、少し逆たわみになるように線を引き完成!

逆たわみになるようにかくけど、3画目の終点は始点より高い位置にあるのがいいね!
オ

- 半分より少し上の位置に長い右上がりの線をかきます
- 1画目の右側を通るように、2画目の始点を決め垂直に線を下ろし、はねます
- 1画目と2画目の交差位置から線を左下にはらって完成! この線は曲げ過ぎないほうがいいでしょう
カ
- 図のように半分より少し上の位置から右上がりの線を引き折れ曲がってわずかに曲がった線を下方向にかいてはねます
- 中央上部より少し右側から左下に向かって滑らかにはらって完成!

お手本下手ですね~

やっぱり直さないといけないか~。いずれ。「カ」はもう少し細長い字のような気がするね~
キ

- 上半分の位置に短い右上がりの線をかきます
- 半分よりわずかに下の位置から1画目より長い右上がりの線をかきます
- 中央上部よりわずかに左の位置から図のようにまっすぐ右下に向かって線をひいて完成!
必ず1画目より2画目が長くなるようにかきましょう! 3画目はどちらかというと垂直に近い右下がりの線をかきましょう!
ク

- マスの左上の位置に図のように「ノ」を細長くかきます
- 1画目始点より少し低い位置から右上がりの線を短くかきます。マス右側の半分の位置で曲がり、またはらって完成!
1画目と3画目は平行か少し開いた感じにかくといいでしょう! 閉じて空間が狭くならないようにしましょう
ケ

- 「ク」の1画目と同じように細長い「ノ」をかきます。が、はらいの終点位置は半分より下であることに注意しましょう!
- 半分より少し上の位置から右上がりの線をかきます
- 2画目の線上、中央よりわずかに右の位置から1画目と平行か少し開くように、はらって完成!
「ク」と同様、2つのはらいが閉じないようにしましょう!
コ

- マス左上の位置から図のように右上がりの線を引き、右側で折れ曲がります。折れ曲がった線は真下ではなくわずかに左側に向かうようにかきましょう
- 1画目の始点の真下の位置から1画目の終点に向かうように右上がりの線をかいて完成!
2画目が1画目の終点の右側には出すぎないようにしましょう!!! 「ユ」にみえてしまう場合がありますよ!! 存在する違う字に見えてしまうのはかなり読みにくいです!!

なんか1画目の横線、左図と中央図でたわみ具合が違いませんかー? どっちがいいんですか~

下手ですみませ~ん! 私は「コ」に関しては中央図の場合でいいと思います。「コ」は平行であることが重要だからです
なかなかうまい字を書けず、図によっては線の位置や曲がり具合がばらばらになっている場合がありました。申し訳ございません! 私も字の質を向上させたいところです。
カタカナはひらがなに比べれば曲線が少ないですが、思いのほか難しいです。画数が少ない分バランスがとりづらいですし、線一本一本が非常に目立つからです。
しかし繰り返し書いていけば線は安定してきますし、バランスもとれるようになっていくはずです!
ぜひ当ブログの内容を参考にして練習をしてほしいです!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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